こんなマスクをプレゼントされたら使い捨てマスクを使う気になれない

 

今年の夏は今まで以上に暑さ対策が求められる夏となりそうです。
自粛規制が解除されたとはいえ、まだまだ
首都圏を中心にクラスターが発生しており、マスク生活はこの夏も続きます。

ところでみなさん今どんなマスクをつけておられますか?

使い捨ての不織布マスク?
白マスク?
それとも好きな柄の生地で作ったオリジナル布マスクでしょうか?

今回ご紹介するのは、会社の中から生み出されたオリジナルデザインマスクが、
子から親へのプレゼントになった話をご紹介します。

心温まるストーリーですのでぜひ最後までお読みいただければと思います。


絆工房ってどんな会社?

 

まず、私たちの会社の会社がどんな会社かを簡単にご紹介します。

兵庫県豊岡市でオリジナルユニフォームを製作する会社です。

社内には、デザイナー数名が在籍し、グラフィックソフトを使って日々、
お客様の「こういうデザインでユニフォームを作りたい」という想いに応じたデザインを作成。
そのデザインを「昇華転写」という特殊印刷でユニフォーム生地にプリントし、ユニフォームを作っている、
簡単にいえばそういう、お客様のオリジナルユニフォームを製作しています。

 

 

なぜマスクを?

コロナウィルスがじわりと日本はおろか世界を席巻しはじめた3月。
使い捨ての不織布マスクが一気にスーパーやドラッグストアから在庫がなくなった時期があったのは
記憶に新しいですね。
そんな時に、私たちで今できることは何か?ということでスタッフの皆で考えました。
そして、

・1反からスポーツユニフォーム生地を持っていること、
・白マスクだけでなくオリジナルマスクを消化転写で作れるデザイン力があること、

でマスク製作にとりかかりました。

マスク売れ切れ続出の今、印刷会社が本気で作った プリントマスクがすごすぎる!

 

さきほど、デザイナーが数名が在籍していると紹介しましたが、絆工房には3名おります。
今年の4月から新たな新人デザイナーが入社したので
正確には4人在籍。

全員女性。

・グラフィックデザインの得意な橋本デザイナー
・一度見たら忘れられない繊細で動きのあるデザインをする小国デザイナー
・そして愛犬が好きすぎて柴犬マスクも作ってそれがお客様に好評の足立デザイナー

 

マスクを製作しお客様からご好評いただいたちょうど4月頃に
小国と足立の2名のデザイナーが「もっと自分たちのデザインの技術を高めたい」と
2週間に1デザイン作成プロジェクトを数ヶ月前に立ち上げました。

依頼書を社内スタッフに渡して、「こんなデザインを作ってほしい」というヒアリングをもとに
デザインを作っていくというプロジェクト。
お客様のデザイン作成という本業の合間をぬってそれぞれがデザインを描いていきました。

今回ご紹介する依頼したスタッフは、
今年の2月沖縄旅行をした際に昔海に潜った時にみたミナミハコフグの美しさと
可愛さを含めた海の情景が一気に蘇ったそうで、このミナミハコフグをテーマにた
Tシャツやマスクを作りたいと依頼書にリクエストしました。

ちなみに、ミナミハコフグはこんな感じのフグ。

ちっちゃくてかわいい!!


ミナミハコフグがマスクになるまで

 

2週間かけて、2人のデザイナーがスタッフのミナミハコフグをどうデザインとして誕生させ、
どうやって社内を泳いで立派なミナミハコフグマスクになるのか気になりませんか?

ここで、動画を使って簡単にご紹介します。

まずは、デザイナーのソフトさばきを見てください。

ダンボールの形をしたミナミハコフグ。
ハコフグのハコをかけたデザイン。

にくいね〜小国!
(にくいね〜三◯!)

しかも目はスタッフの目元がそっくりなんです!!
(激しく似ている!だがこんなにかわいいか?!)

「テトリスか!」とツッコミが入るほどグラフィックソフトの中のミナミハコフグの動きがコミカル。
ソフト操作がすごいね〜小国!

 

デザイナーのデザインを次に型紙にはめこみ、それを転写紙に配置→出力
ミナミハコフグがインクジェットプリンターの隙間から出てきます。

 

沢山のミナミハコフグが出てくる出てくる。
出力操作するのは喜多見という女性。通称「マリリン」。
ちなみにマリリンという名前ですが生粋の日本人女性が操作してます。

大型転写プレス機による印刷風景も撮る予定だったのですが、
残念ながら気づいた時にはフグは、縫製という漁船に運ばれていたあとでした。

ですので、今からの動画は、縫製過程をご紹介。

この動画ではかわいいミナミハコフグが切られ、焼かれ、針で刺されるシーンが続きます。
心臓の弱い方はご注意ください。^^

 

オリジナルデザインマスク

 

オリジナルデザインマスク

 

オリジナルデザインマスク

 

6月沢山のミナミハコフグが生まれました!!

依頼したスタッフが、まだ痩せていた頃、昔潜った海でみたあのかわいいミナミハコフグが
マスクという形となって蘇ってきました。。

思い出をデザインで蘇らせるマスクはなかなかありません。

機能性を高らかに謳うマスクは沢山あります。
もちろん、私たちの作るマスクも、生地がスポーツユニフォームに特化した
伸縮性、速乾性のある生地。

マスクとしての機能性は十分にありますが、
私たちは、マスクの機能性重視よりも
「あなたの思い出を織るマスク」であることも1つの大きな強みです。

そしてもう1つお伝えしたいのが、
「人の想いに寄り添えるオリジナルデザインマスク」であること、です。


人の想いに寄り添えるマスクって?

 

デザイナーは、社内スタッフからの依頼書をもとにデザインをしていくのですが、
デザイナーはこのデザイン喜んでもらえるかな、という気持ちで真剣に、そして
自分たちも楽しみながらデザインしていました。

依頼する側も、仕事が終わったあとや昼休みでも一生懸命にデザインをしている
デザイナーをみると、つい思わず「ちょっとだけ見せて、途中でもいいから」。
すると「ダメです!まだ見ないで下さい!」。

デザイナーも依頼スタッフもお互いドキドキワクワクの2週間を過ごしました。

お客様からの「こんなデザインでユニフォームを作ってほしい」
「こういう感じでマスクを作って欲しい」というリクエストにも
デザイナーたちは、同じ思いで「あの人喜んでくれるな」と思いながらデザインしていきます。

こうやってデザインされたマスクを手渡された時、あなたならどうしますか?

簡単に失くしたりできますか?

ミナミトラフグマスクを依頼したスタッフは、
自身のお母様にもプレゼントされました。

 

オリジナルマスク

 

オリジナルマスク

 

こんな想いや思い出が刻まれたマスクをプレゼントされたら
失くしたり、

まして捨てることなどあろうはずもありません!

(「後悔などあろうはずもありません!」引退会見時のイチロー)

 

会社にわざわざお礼に伺って下さった鎌倉お母様に一同敬礼

 


 

そして、捨てるといえば、

使い捨てマスクは確かに洗濯に必要もなく便利ですが、
最近、その不織布マスクが海に海洋流出して環境汚染に繋がっていると問題になっています。

 

不織布マスク
Photo Operation Mer Propre / Facebook

 

クーリエ・ジャポン配信 記事はこちら>>>

不織布の原材料はポリプロピレンなどの化学繊維を使用されており、
それらがマイクロプラスチックとなって海に流れクラゲのように浮遊していると言われています。

「手軽に使い、簡単に捨てられる」プラスチック製品の廃止の動きが始まっています。

私達の作り手の想い、そしてオリジナルマスクを作りたいと思った動機、
そして
それを着ける人の想いを改めて考える時、
マスクは単なる機能性重視のマスクではなくなります。

今日7月1日から買い物袋の有料化がはじまりエコロジー意識も高まってきています。

コロナはウィルスだけでなく、私達の生活に新たな常識も持ち込んできました。

今年の夏大切なお友達や、離れて暮らす家族に、またお世話になった方へのお中元に
マスクをプレゼントされてはいかがでしょうか?

最後になりましたが、

近いうちにエコバックも販売予定です。
こちらも、機能性あるエコバックを作ることはもちろんですが、
「なぜユニフォーム製作会社がエコバックも作るのか」を考えながら
企画していきたいと思っておりますのでご期待下さいませ。


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