なぜサッカーの背番号において14番は特別なのか?その背景を解説します!

サッカーや野球など多くスポーツで背番号が使われ、背番号は特別な意味を持つことが多いです。
特にサッカーにおいては7番や10番が印象的ではないでしょうか。

実は14番もサッカーにおいては特別な番号なんです。
なぜ控えの番号だった「14」が特別な意味を持つようになったのかについて解説していきます。

 

□背番号「14」

 

*背番号14のもともとの意味は?

もともとサッカーの背番号は今のように自由に選べるものではなくポジションを意味するものでした。
例えば、1番はゴールキーパー、4~6番が守備のような配置です。
そのため1~11はスタメンの選手という認識ができます。

つまりサッカーの背番号において14番は元々は控え選手の番号に過ぎなかったのです。
しかしこの番号がある選手によってイメージが激変します。

 

*背番号「14」のイメージを変えた選手とは?

背番号14のイメージを変えた選手はフライングダッチマン(空飛ぶオランダ人)の異名で知られた元オランダ代表の伝説的なサッカー選手ヨハン・クライフです。

彼はオランダのアムステルダム出身で1964年に16歳で下部組織からプロへと昇格しました。
そしてその後オランダ代表を率いる名将リヌス・ミケルス監督のもとで中心選手となっていきました。

彼の代名詞とも言えるのがジャンピングボレーシュートや、相手の裏をかく「クライフターン」など、非常に高い技術とスピードに加えて、先を読む力と判断力に優れていました。
そんな彼が縦横無尽にピッチを走り回る姿からついた異名がフライング・ダッチマンだったんです。

 

*なぜヨハン・クライフは背番号14を選んだのか?

なぜそんなに伝説的な選手が背番号14を選んだのか不思議ですよね。
そこには諸説がありますがその中から一つ紹介します。

彼が背番号を選ぶ時に言ったとされる発言があります。
「背番号9といえばディ・ステファノであり、背番号10といえばペレだ。私は誰も身につけていない14番を『クライフの背番号』にする」
この逸話から推測すると彼は自分自身に強烈な自負心があったのではないでしょうか。

彼のこの名言の通りその後サッカー界では「14番といえばクライフ」といわれるようになりました。
彼がカリスマとして伝説的に名を残しているのは、華麗なプレーや名言だけでなく現代サッカーに繋がる「美しく勝つ」という哲学を残したことも大きいでしょう。

 

□まとめ

以上のようにしてヨハン・クライフの存在によってサッカー界の背番号「14」はただの控え番号から特別な番号へと変わっていきました。
彼の発言、彼のプレー、彼の哲学は今も語り継がれるほど印象的なものでした。
背番号「14」だけでなく、彼の観客を魅了するサッカーをする姿勢は背番号「14」の特別さと一緒に今後も残っていくでしょう。